投資には稼げる人もいれば、稼げないひともいます。当たり前です。では稼げる人と稼げない人の差はなにか?それにはマインドの部分からテクニック的な部分まで様々な要素があると思いますが、一つは経験の数と言えるかもしれません。その経験の部分を補う可能性を持っているのが投資顧問という存在です。

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投資顧問を利用すれば、専門家のアドバイスを受けながら投資ができるので、リスクを軽減しながら適切な取引をすることが容易になります。
投資の初心者の人や難しいと感じている人にとって魅力的ですが、中には顧客をだまして利益を得ようとする悪質な投資顧問も存在するので注意が必要です。
複数の業者を比較している口コミサイトもあるので、そこに書かれている口コミをもとに優良な業者と悪質な業者を見極めるようにしましょう。

投資顧問ってなんだろう

投資顧問とは、デリバティブ取引や有価証券について、どの銘柄がいいかやいつ売買すればいいかなどについてのアドバイスをするビジネスのことです。
株式や債券について知識や取引の経験が少ない投資家でも、投資顧問を利用することで適切な判断ができるようになるというメリットがあります。
投資顧問には2種類あり、それぞれ投資家に対して行う役割が異なります。

まず一つ目が投資助言業務と呼ばれるもので、これは市場の動向などを分析したうえで、取引に関するアドバイスを行う業務です。
この中でもさらにいくつかに分類でき、形態別にみれば相談型と一括送信型に大きく分けられます。
相談型というのは、投資家一人一人に対し、投資するべき銘柄などの相談に応じる形態です。

ただ相談に乗るだけでなく、具体的に売買する価格や数量など実際の取引の方法まで指図する形態もあります。
それに対して一括送信型というのはメールなどによって複数の投資家に同じ情報を送信する形態です。
投資家一人一人に対して詳細なアドバイスを行うのではなく、市場の動向などの分析した結果と、そこから得られた一般的な取引の判断材料となる情報を提供します。

もう一つは、投資一任業務と呼ばれるもので、これは投資助言業務とは異なり助言だけでなく実際の取引まで行う業務です。
投資助言業務はアドバイスをもとに投資家が自分自身で投資を行う方法です。
しかしこちらは契約を結ぶことにより、投資家は自分自身で取引に関する作業を行わずに投資が可能であるという違いがあります。
そのため、投資家は投資資金を業者に預けて運用を託す必要があります。

そして、投資顧問を実際に利用する際に考慮しなければならないのが料金体系です。
それにもいくつかの種類があり、固定制と従量制、そして成功報酬制の3つに分類されます。
自分にとって一番メリットとなるのはどれか、取引形態に応じて業者を選ぶようにしましょう。

デリバティブ取引や有価証券は多種多様に存在しており、自分に合ったものを選ぶことで資産運用やリスク管理をより上手に行うことができます。
しかし、そのために最適な銘柄を選択したり、具体的な売買の時期を判断することが困難になっています。
そこで誕生したのが投資顧問というビジネスであり、個人の投資家を助ける役割を果たしているのです。

投資顧問に悪いやつはいる?

投資顧問のなかでも、顧客が大損させられるなどのトラブルを起こしている業者が存在しており、中には財務局から営業停止処分を受けた業者もあります。
そもそも日本において投資顧問業者を名乗るには金融商品取引法に基づき財務局へ登録される必要があるのですが、それでもすべての業者が信頼できるわけではないのです。
その中でも特に、仕手筋と呼ばれる業者には手を出すべきではありません。
というのも、この仕手という言葉についてこれから説明しますが、これにかかわった投資家は大損する可能性が高く、中には非合法な取引手法を用いている業者も存在するのです。

仕手というのは大量の投資資金を用いて取引をし、急激な株価の吊り上げや吊り下げを行い相場を操縦することで、それを行う業者を仕手筋、それにより価格が操作された株を仕手株といいます。
もともと株価は企業の業績に応じて上下するものですが、仕手筋により操作されるとそれとは関係なく株価が急変動します。
その時、例えば株価が急上昇した場合それを見た投資家は価値が上がったと判断してその株を購入しますが、実際に価値が上がったわけではないのですぐに下落し、その結果大損してしまうのです。
しかしながら、株が買われることによって株価が上がることは自然なことであり、誰が行った売買によって急激な価格変動が起こったのかという判断は難しいのが現状です。
とはいえ明らかに合法ではない手法を用いている業者も存在するので、それらは証券取引等監視委員会によって取り締まりが行われています。
例えば価格の操縦を目的として偽りの情報を提供する投資顧問も存在しており、発見された場合には営業停止等の処分を受けることになります。

ここで勘違いしてはいけないのが、仕手株というのは仕手筋に利用された株のことであり、それ自体はごく普通に存在している合法的な企業のものだということです。
その企業もいわば仕手筋の被害者といえますが、投資家は価格が操作されているときにその株の売買を行わないようにしなければなりません。
そのためには価格の変動が企業の業績によるものか操作されているものかを見極めなければなりませんが、仕手株になりやすい株の特徴を知っておくと、判断材料になるでしょう。
例えば普段から出来高が多くないのに急上昇した場合などは要注意です。

投資顧問に騙されないために

投資顧問業者が優良か、あるいは悪徳かを見極めるには、その業者の評判を確認するのがよいでしょう。
実際に利用した人の口コミを掲載しているサイトなどを利用すると、業者同士の比較をすることができます。
特に、口コミでこの投資顧問には騙されたなどと書かれている場合は要注意です。
基本的に評判が悪い業者は避けることが無難ですが、比較する際の具体的な判断材料を持っていると、見極めることが容易になります。
ここでは悪徳な投資顧問業者の特徴をお教えします。

まず、勧誘の仕方や広告の内容はトラブルのもととなりやすく、その点が問題視されている業者には要注意です。
分かりやすい例として、必ずもうかるなどと宣伝している業者がいれば、それは誇大広告であり悪質な勧誘方法です。
なぜなら、株価の値動きは誰にも確実に予想できるものではなく、将来的な変動の様子は不確実だからです。

市場の分析を専門に行っている人ならある程度の予測は可能ですが、確率的に絶対といえることはまずありえないのです。
それを知ったうえで必ずもうかるという宣伝文句を聞けば、事実を誇張しているかあるいは事実と異なることを言っているということは理解できるでしょう。
このような宣伝行為は極端な場合、金融商品取引法に違反しているとみなされます。
同じような宣伝文句を使用している広告を見つけた場合は、要注意です。

実際に騙された経験や悪質な勧誘の手法は口コミを通して知ることができますが、そこからどのような勧誘の内容が信頼でき、あるいは疑うべきなのかが分かるようになります。
例えば、年間最低何パーセントの利益を確定している実績があると宣伝しているのに対し、実際にはそんなに大きな利益は確定できていなかったという事例もあります。
さらに、この宣伝文句ではこの業者の全体の利益であると認識してしまいがちです.実は一部の銘柄に限った話であるといったこともあるのです。
このように、悪質な投資顧問は顧客をだまして契約させ、顧問料を稼ごうとするので、業者の宣伝内容を鵜呑みにしてはいけません。
広告に表示されている内容と口コミでいわれている内容で違いがある場合、例えば口コミでいわれているよりも多くの利益が得られると宣伝している業者に、宣伝通りの利益を期待して契約することは控えましょう。